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わくわく着物~着物の愉しみ~ 臥竜亭へようこそ!

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半衿の愉しみ

■ □■100円ショップはハズせないでしょ!■□■

 真っ白い半衿は清潔感があって、キリッ! と見えます。どんな種類の着物を着ても、大抵の方が白の半衿です。「半衿は白じゃなくっちゃ!」というこだわりのある方はそれでOK。でも「そんなこと言ったって、白じゃない半衿なんか、そうそう売ってないじゃん」と思ったあなたは、私の同志。
 白じゃない半衿といえば、豪華な刺繍の物や絞り・小紋柄の凝った物など、売っているには売っていますが、結構高価だし、洗濯などの手入れ、大変ですよね。訪問着などのおめかし用にはそういうのも素敵ですが、ちょっとお洒落着には、実用的じゃない。
 でも、紬や小紋になら、半衿は売っているものじゃなくったって、全然構わないんですよ。なんてったって、お洒落着っていう位なんですから、自由に自分のお洒落を楽しむのが醍醐味です。
 で、半衿。私は100円ショップのハンカチを愛用しています。正方形を半分に切って、端を縫いあわせ、半衿の出来上がりです。ハンカチじゃなくたって、ある程度の大きさのある布なら、何でもOK。小花やチェックなど、お好みの布で試してみて下さいね。あまり大柄な物より、小柄の物の方が映えるようです。見える面積の少ないものですからね。
 ただ、売っている半衿より小さくなりがちな分、着付けにちょっと工夫をした方が、きれいに決まるようです。好みもありますが、いつもよりちょっと衿を深くあわせ、その分衣紋を多めに抜くとバランスが良いように思います。

(画像)右から、白塩瀬の半衿(市販)、古布の木綿(チェック)、元・縮緬の風呂敷(緑地に宝尽くし小紋柄)、洋服生地2枚、元・ハンカチ(ベージュ地に小花)

半衿




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